<課題研究>
国際文化科2年「探究」中間発表会
Second-year students' Midterm Research Presentation
2018年10月16日
October 16, 2018
本校2年生の課題研究「探究」では、6テーマ11講座に分かれ、現代社会の課題について解決策を見つけるべく、各自で問いを立てて調査や考察を進めています。
中間発表会では、各講座の代表11組が4月から始めた課題研究の中間報告を口頭発表の形式で行いました。
Second-year International-course students of our school work on their research about issues of modern society. In the midterm research presentation, eleven representatives from each seminar group presented the outcome of their research.
今年度の講座・代表発表の研究タイトル・発表会の概要をご紹介します。
今年度の講座は…
- 人権:2講座
- 労働:2講座
- 環境:2講座
- 教育:3講座
- グローバリゼーション:2講座
代表11組の研究タイトルは…
① 児童労働をなくすには ~ファッション業界~
② イギリスのEU脱退から考えるグローバリゼーションの課題とは?
③ 起立性調節障害の生徒へのサポート環境をどのように整えていくべきか
④ 聴力障害者の交通問題
⑤ 勉強って苦行ですか
⑥ 宮崎アニメの魅力 − 思春期の『死』と『再生』を巡って −
⑦ 飢餓と食育の関連性
⑧ なぜ「屠殺(とさつ)」は私たちに身近なものではないのか
⑨ 最期の在り方を選択できるようになるには
⑩ 日本が労働先進国のような働きやすい国になるには?
⑪ 若者に『働くこと』に対して積極的な見方を持たせるにはどうすればよいか
■コメンテーターとして3人の方にお越しいただき異なる角度から研究に対して助言をいただきした。
多文化共生や在日外国人教育に携わってこられた
大阪大学国際共創大学院学位プログラム推進機構 特任准教授 榎井 縁 様
国連グローバル・コンパクト参加企業でCSRを担当されている
株式会社堀場製作所 管理本部 CSR担当 野崎治子 様
参天製薬株式会社 CSR推進部 CSR室 今田 真 様
■国際文化科の2年生全員160人が発表を聞き、コメントを書きます。
発表者以外の生徒も、代表の発表とそれに対する助言を聞くことによって、自分の研究に役立つ刺激やヒントを見つけてもらうことを目的にしています。
■発表会後に全ての研究の中間報告を渡り廊下に掲示します。国際文化科1年生には、最も興味の惹かれた報告に対してコメントを書いてもらいます。
- 来年に向けて課題研究というもののイメージをつかんでもらうことを目的にしています。
- コメントは各自のタブレットで作成してもらい、電子的に回収します。そして回収後は、研究ごとに整理して2年生にフィードバックします。