活動記録

Report

<課題研究>
学習成果発表会「千里フェスタ」

Presentation Meeting Senri Festa

2019年2月7日~9日

February 7~9, 2019

学習成果発表会「千里フェスタ」

国際文化・総合科学両学科2年生の課題研究『探究』・『科学探究』を中心に、22会場に分かれ、212の発表を行いました。課題研究の研究発表の他には、南スーダンにおける国連平和維持活動についての講演、音楽選択生の合唱の発表、SGH/SSH海外研修の報告、ディベート(日本語3,英語4対戦)等を公開しました。 212 presentations were given in 22 rooms including reports on Project Researches by second-year students both in the International-course and Science-course, a lecture on the UN Peace keeping Operations in South Sudan, chorus presentations, presentations on SGH and SSH overseas study tours, debates in English and in Japanese.

この発表会は、本校が国際科学高校に再編された時からスタートし、今年で14回目となります。
日程は3日間で、初日は合唱コンサート、基調講演、1年『国際理解』特別講座、SSH国内・海外研修報告会等を開催しました。2日目、3日目は課題研究をはじめとする発表を分科会場に分かれて行いました。

基調講演には、国連南スーダン派遣団・ベンティウ事務所長の平原弘子さんにおいでいただき『My Life in Bentiu - PKOの現場から』と題して国連ミッションの具体的な姿を通し、国際協力とはどういうものかを紹介していただきました。今年度はクラスから集約した質問、有志による質問にお答えいただく時間を多く取りました。これにより、より対話的な講演会にすることができました。

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昨年度に続き、一般公開日としている3日目を土曜日に設定しました。211家庭の保護者が参観に来られ、「将来につながる生きる力を育む活動だ」、「自信を持って発表している姿が頼もしい」等の感想をいただきました。

発表では普通教室を多く使います。普通教室会場では、生徒が自分のタブレットコンピュータからプレゼンテーションスライドの映像を無線でプロジェクターに送出して発表を行なっています。

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(左)『探究』代表発表 (右)『科学探究』代表発表

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(左)『TOEFL探究』発表 (右)SGH海外研修報告

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(左)英語ディベート (右)『科学探究』発表

参観いただいた保護者の皆様に書いていただいた感想の一部をご紹介します。

  • 受験に向かって勉強させるだけではなく、学習の動機づけにつながる様々な体験をさせていただき、普通科にはない魅力ある学校生活を送っていると思います。
  • 自分の得た知識・学びをただ持っているのではなく活用する場になっていると思います。まさに、社会人、生きる力を育む活動になっていると思います。
  • 子供が大変だと言っていましたが、友達と協力し合い知的な好奇心を研究していく取組は社会に出ていく中で必要な力で、素晴らしい取組だと思います。
  • 一人一人が自主性を持ち、楽しく、自然に取り組んでいるのが感じられました。
  • 初めて見ました。子供たちがグループでプレゼンをしている姿は頼もしかったです。
  • 発表に至るまでの過程・発表ともに良い教育だと思います。研究だけでなく、パワーポイントを使いこなせ、堂々と発表する姿は素晴らしいです。
  • 大学で勤務しています。来週まさに博士前期の修士論文発表会があり院生2年がPPTと紙の要旨集の準備をしています。今回見せていただいたのはまさに大学でやることと同じスタイルです。将来への準備をこの段階で経験できるのはすごい財産になると思います。
  • 高いレベルで研究しているのでびっくりしました。発表後も続けて研究していくというのを聞いて、是非ともその後の成果について聞いてみたいと思いました。

Student Reportersによる発表紹介と感想はこちらから
https://senrifesta14th.blogspot.com/

当日のプログラムはこちらから
http://www.osaka-c.ed.jp/senri/H30_festa_program.pdf